【症例】後頭部が痛くなるのはなぜ?首との関係は?

「後頭部から首の付け根にかけて痛い」
「肩や首が張ってくると、頭まで痛くなる気がする」
このような経験はありませんか?
後頭部が痛くなると、首や肩のこりが原因なのでは、と考える方も多いと思います。
実際に、首や肩まわりの筋肉の緊張が頭痛に関係することはあります。しかし、後頭部が痛いからといって、必ずしも首や肩だけが原因とは限りません。
今回は、後頭部の頭痛と首の関係、日常生活で気をつけたいことについてお伝えします。
後頭部の頭痛と首には、どんな関係がある?
首の後ろから肩、背中にかけては、頭を支えたり、首を動かしたりするための筋肉があります。
頭は意外と重く、私たちは日常生活の中で、首や背中の筋肉を使いながら頭の位置を保っています。
例えば、次のような状態が続いていないでしょうか。
- パソコンやスマートフォンを長時間見ている
- 画面をのぞき込むように、頭が前に出ている
- 仕事や家事で、同じ姿勢が長く続いている
- 忙しくて休憩を取る余裕がない
- 気づくと肩に力が入っている
こうした状況では、首や肩まわりの筋肉に負担がかかり、張りや痛みにつながることがあります。頭痛を伴うケースもあります。
首や肩の状態は、後頭部の頭痛を考えるうえで確認したいポイントの一つです。
ただし、頭痛には片頭痛など、筋肉の緊張だけでは説明できないものもあります。痛む場所だけで原因を判断することはできません。

首の付け根が張ると、後頭部まで痛くなるのはなぜ?
首と頭は、筋肉や神経などを通じてつながっています。
そのため、首の後ろや付け根に負担がかかっているときに、後頭部に痛みを感じることがあります。
例えば、首を動かしたときに後頭部の痛みが強くなる、首の動かしにくさと頭痛が同時にある、といった場合には、首の状態も確認する必要があります。
一方で、後頭部にズキッとした痛みが走る場合や、頭痛に吐き気などを伴う場合など、症状の出方によって考えられる原因は異なります。
「後頭部が痛い」という情報だけでは、頭痛の種類や原因を特定できません。
痛みが出始めた時期、痛み方、首を動かしたときの変化、ほかに気になる症状がないかなど、いくつかの情報を合わせて考えることが大切です。
忙しい日が続いたあとに、頭痛が出ることも
仕事や家事、育児などで忙しい日が続くと、普段と生活リズムが変わることがあります。
睡眠時間が短くなったり、食事や休憩の時間が不規則になったり、身体の疲れを感じる余裕がなくなったりすることもあるでしょう。
こうした変化が頭痛に関係する場合もあります。
ただし、忙しかったから頭痛が起きた、とすぐに決めつけることはできません。
頭痛が起きたときには、直前の生活だけでなく、痛みの出方や身体の状態も振り返ってみると、症状を理解する手がかりになります。

宮原町にお住まいの40代女性のケース
以前、宮原町にお住まいの40代女性が、肩まわりの張りと腰の痛みを訴えて来院されました。
お話を伺っていくと、来院の3日前の朝から、左の側頭部から後頭部付近にかけて頭痛も出ていることが分かりました。
さらにお聞きすると、その前の週は慌ただしく、普段とは違う生活リズムで過ごされていたとのことでした。
そこで、肩まわりや身体の状態を確認しながら施術を行いました。
その後、肩まわりの張りと頭痛は、いずれも1回の施術後に改善がみられました。
現在は、腰の調子を整えることを目的に通ってくださっています。
もちろん、この方の頭痛が忙しさや首・肩の状態だけによって起きていたと断定することはできません。また、同じような症状の方が、必ず同じ経過をたどるわけでもありません。
このケースからも、最初に訴えられた症状だけでなく、生活の変化や身体全体の状態についてお話を伺うことの大切さを感じます。
後頭部が痛いとき、自分で確認しておきたいこと

後頭部に痛みを感じたときは、無理に首を動かしたり、強く揉んだりする前に、まずは症状を振り返ってみましょう。
- いつから痛みが始まったか
- 後頭部のどのあたりが痛むか
- 首を動かすと痛みが変化するか
- 吐き気やめまい、しびれなどを伴っていないか
- 睡眠や食事、仕事の状況に変化がなかったか
こうした情報は、原因を考えたり、医療機関で相談したりするときにも役立ちます。
いつもの頭痛だからと我慢し続けたり、首や肩のこりだと決めつけたりしないことも大切です。
こんな頭痛は、早急に医療機関へ
後頭部の頭痛には、早急な診察が必要なものもあります。
突然起こった激しい頭痛、これまで経験したことのない頭痛、発熱を伴う頭痛、手足の麻痺やしびれ、言葉が出にくい、意識がおかしいといった症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
また、頭痛がだんだん強くなっている場合や、今までと痛み方が明らかに違う場合も、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
頭痛を繰り返す場合や、日常生活に支障が出ている場合も、脳神経内科や頭痛外来などで相談することをおすすめします。
後頭部の痛みは、首だけで判断しないことが大切です
後頭部の頭痛には、首や肩まわりの筋肉の緊張が関係している場合があります。
一方で、頭痛の種類や原因はさまざまで、痛む場所だけでは判断できません。
宮原1丁目整骨院 RAYでは、気になる症状だけでなく、首や肩、背中の状態、身体の動き、普段の生活についてもお話を伺いながら、身体の状態を確認しています。
「首や肩の張りと一緒に頭痛が出る」
「後頭部の痛みが気になるけれど、何に気をつければよいか分からない」
そのようなお悩みがある方は、まずはご自身の症状を把握することから始めてみてください。
宮原1丁目整骨院 RAY
さいたま市北区宮原町1-489
- 加茂宮駅から徒歩3分
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